壁紙をリフォームした際、壁紙が浮いてしまう事があります。
せっかく新築の様に内壁を綺麗にリフォームしたのに、壁紙が浮いてしまうなんて困りますよね。
しかし、古い建物に新しい壁紙を貼ると、どうしても古いながらのアラが出てしまう事が多くあります。
壁紙のリフォームを行う時のポイント
既存の壁紙を剥がして、新しい壁紙を貼った場合は、裏打ちを残さないと下地がガタガタになってしまいますので、裏打ちを残して既存の壁紙を剥がします。
その上をパテで平らに仕上げて新しい壁紙を貼るので、本来は綺麗に平らに仕上がるはずです。
しかし、既存の壁とパテの密着度は新築のように100%とならないので、そこから空気が入って壁紙に浮きを発生させてしまう事があります。
既存の壁がプリントボードの場合は、その上にパテ処理をして平らにして新しい壁紙を貼ります。
しかし、どうしても既存の壁と100%密着しきれないので、空気が入ってしまい、壁紙が浮いてしまいます。
壁紙は密着性を高める事がリフォームのポイント!
どちらも、既存の壁に密着していないのですが、何故密着しないのかというと、建物が古いゆえのもろさが影響しております。
建物が古いので、どうしても少しの影響で揺れを発生させてしまいます。
その度に内壁も動くので、内壁下地のジョイント部分に動きが発生してしまい、結果的に壁紙も動くので浮きを発生させてしまいます。
この状態は、古い建物の壁紙リフォームをした際、必ず起きてしまう現象です。これは、壁紙下地のプラスターボードを張り替えても、起きてしまう現象です。
建物自体が動いているので、どうしようもない事といえます。
これらへの対処方法として、プラスターボードのジョイント部分にメッシュテープを入れる事で、いくらか回避させる事が出来ます。
効果としては、リフォームの場合は50~70%程度と言われております。
完全に防げるとは言えませんが、気になるようでしたらリフォーム業者さんに問い合わせてみると良いでしょう。
また、リフォームの際の壁紙の浮きは、選ぶ材料によって軽減させる事が出来ます。
オススメは、厚手の壁紙を使う事。
厚手の壁紙は、万が一浮いてしまっても目立ちにくい性質があります。
逆に、薄手の壁紙は、浮くとすぐに目立ってしまいますので、選ばないようにしましょう。
逆に、このように念入りに下地にパテ処理を行わないような工法では、壁紙の浮きが酷く出てしまいます。
手抜きのリフォームも多々ありますので、下地をきちんと処理してくれるのかもチェックしましょう。
こちらのコンテンツの執筆者
元々は壁をメインとしたリフォームを行っていた職人です。新築も時折請け負っていました。
けれども最近の建築業界の中抜きのひどさに呆れ、業界を去ったライターです。事実を掲載しています。
代表的な記事としては 外壁塗装は評判で選ぼう!千葉の業者TOP3 が有名な記事です。
数多くの千葉県民の方がこの記事を参考にリフォームをされています。